モロッコの世界遺産|北アフリカ一の観光地

みなさんはモロッコという国へ行ったことはありますか?

おそらく日本の人々の多くは、行ったことがないどころか、まったく何があるかがイメージできないという方が多いのではないかと思われます。

モロッコにある程度、造詣がある方だと革製品や砂漠をイメージされるかもしれませんが、それ以外のものは「何があるの?」と疑問に思ってしまう感じではないでしょうか。

ちなみに、モロッコの中心部の街に性転換手術の技術を開発した人物が居たこともありますし、世界中の性転換希望者が殺到したニュースを見たことがある方などは「性転換手術が発達している国」というイメージを抱かれてるかもしれません。

そして最近ではクスクスなどのモロッコ産の食品が、日本の料理番組で使われることも多くなっているので、クスクスを通じてモロッコに興味をもったという方もいらっしゃるかと思われます。

しかし、そういったもの以外にも、モロッコには面白いものがたくさんありますし、知られてないだけですばらしい世界遺産も多数登録されているのです。

まず、モロッコは八つの世界遺産を保有しています。

その世界遺産はすべて文化遺産となっており、自然遺産は一つも保有していません。

文化遺産の内容としては、100万人ほどの人口を抱える街「フェス旧市街」を筆頭に、南方産の真珠とも評される「マラケシ旧市街」、カスバという建造物が多く観られる集落である「アイット=ベン=ハドゥの集落」、2010年に塔が崩壊する事件が起きたものの、未だ聖地としての威厳を失わない「古都メクネス」など、古い歴史をもつ建造物が多く保存されています。

さらに、古代ローマの遺跡である「ヴォルビリスの古代遺跡」や、ジブラルタル海峡のある街「テトゥアン旧市街(旧名・ティタウィン)」。

湾岸都市である「エッサウィラのメディナ(旧名・モガドール)」、アル・ジャディーダ州の州都としておなじみの「マサガン(アルジャジーダ)のポルトガル都市」など、主要な世界遺産があらゆるエリアに点在しているのです。

自然遺産がないので、「世界遺産を観光するなら、なるべく自然のあふれる場所に行きたい」という方には残念に思えるかもしれませんが、モロッコにはこれから世界遺産に登録される可能性のある美しい大自然がどこまでも広がってる国なので、肥沃な大地を求めている方にもおすすめできます。

また、モロッコはかつてフランスの植民地だったこともある場所です。

美食の国の植民地だったというだけあって、食文化もフランスに非常によく似ており、美味しい白身魚を使った料理や、為美味しいワインも味わうことができるレストランも様々な場所に点在しています。

モロッコの料理が美味しいということは中々日本では知られてませんが、フランス料理顔負けのものが食べられる場所もあるので、「世界遺産を観た後に美味しい食べものに舌鼓を打ちたい」という方はぜひともモロッコのレストランを訪ねてみてください。

ちなみにモロッコは、四十度を超す気温になることも多々ある国なので、体調を崩しやすい人には十月~十一月あたりに旅行するのがおすすめです。

お腹の調子を崩す人も多いので、水道水に不安がある方はミネラルウォーターなどを飲むようにしながら過ごしましょう。

そして、モロッコを訪問する際にもっとも気をつけなければならない問題が一点だけあります。

それは「トイレ」のことです。

日本人はどこへ行ってもビデがあるのが普通になっているのですが、モロッコの場合はトイレットペーパーすらありませんし、バケツに水をくみ入れてから洗い流すような仕様になっています。

何かと不便ですし世界遺産の周辺にまったくトイレがないこともあるので、携帯用のビデとワンロールのトイレットペーパーを持ち歩きながら観光するのがおすすめです。